不動産売却は手続きが複雑で大きな金額が動くので、まずは専門知識をもった方に相談したいと思うものです。
ただ、相談内容によって相談先が異なるので注意しましょう。
そこで今回は、不動産売却における総合的な相談、価値に関する相談、登記や権利の相談の3つに分けて相談先をご紹介します。
不動産売却の相談！不動産売却の総合的な悩みは不動産会社へ
不動産の売却方法は、査定からスタートし内覧の立会いや広告など売却活動、契約書の作成、決済や引き渡しなど、やることがたくさんあります。
これらの作業は不動産会社に依頼をして進めるので、気になることはまず不動産会社に相談をしましょう。
不動産会社に相談をした上で、複雑な問題が絡んでいる場合や不動産会社でも分からない専門的な内容であれば、弁護士や税理士などに相談をします。
そんなときのために、無料相談のサービス活用方法についてお伝えします。
いつどこで無料相談をおこなっているかは自治体のホームページや役所に問い合わせてみましょう。
その後、無料相談の予約をおこない相談とアドバイスを受けます。
専門家のアドバイスは、とても心強い力になってくれるはずです
不動産売却の相談！価値に関する相談は不動産鑑定士へ
不動産の正確な価値を知りたい場合には、不動産鑑定士に相談をすると良いでしょう。
たとえば、裁判のために不動産の資産価値を知りたい、個人間売買で資産価値を証明したい、離婚や相続の財産分与で揉めているなどの相談が可能です。
また、不動産売却でトラブルが起きた場合、不動産鑑定士が出す「不動産鑑定評価書」が必要になるケースもあります。
不動産鑑定評価書とは、不動産の価値を調べて鑑定評価額と不動産の詳細、評価額を決めた理由などが記された書類です。
ただし、不動産鑑定士が鑑定をおこなう際は、依頼費用が30万円ほどかかるので注意しましょう。
不動産売却の相談！登記や権利に関する相談は司法書士へ
不動産売却における登記・権利に関する相談は、司法書士へ依頼するのがおすすめです。
司法書士は不動産の登記に関わる専門家なので、登記や権利に関する相談に対して的確なアドバイスをしてくれます。
不動産売却では、買主は所有権移転登記をが司法書士へ依頼し、売主は抵当権抹消登記や住所変更登記などを依頼します。
また、相続した不動産の合筆や分筆をする場合にも、司法書士に依頼をすれば、スムーズに手続きをしてくれます。
難しいと感じた登記や権利の問題は、司法書士へ相談をしましょう。
まとめ
不動産売却の際に悩みや疑問が出てくる場合がありますが、売却に関する総合的な内容は不動産会社に相談をしてみましょう。
登記や権利、価値などの専門的な相談は、不動産鑑定士や司法書士に依頼をするとスムーズな手続きが実現できます。
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