家は人が住んでいても経年劣化が進みますが、空き家ではその進行も非常に早くなります。
人がいないのにどうして劣化が進んでしまうのか疑問に思う方もいるでしょう。
この記事では、空き家が劣化しやすい原因と劣化によるデメリットや空き家の管理、メンテナンスの重要性について解説します。
空き家は劣化しやすい!劣化の原因
人が出入りしない空き家が劣化してしまうことを不思議に思う方もいるでしょう。
空き家が劣化しやすい大きな原因は、換気不足や水道管・ガス管の劣化、害虫や害獣の発生の3つです。
人が住んでいる場合は、窓を開けて空気を循環させたり、冬場には除湿器などを使ったりして湿度調整をします。
ところが、空き家になれば窓や扉は閉め切ったままになるうえ、梅雨時期は湿気がたまるためカビが発生しやすくなるのです。
カビと湿気は、家を傷める大きな原因となり木材が傷むと倒壊する危険性があります。
また、湿度が高くなると白アリが発生しやすくなり、壁などに穴が空いてしまうと雨漏りの原因にもなります。
これだけではなく、長期間放置された給排水管などは乾燥などによって劣化が進行しているので破損や不作動を起こしやすくなり危険です。
空き家は劣化しやすい!劣化した場合のデメリット
空き家は湿気が多くじめじめしているので、劣化の進行が早くなります。
外見はきれいでも、放置期間が長くなると買い手が見つかりにくいうえ、内見があっても手ごたえを感じにくくなります。
賃貸物件として利用することもできますが、外見だけでなく内装なども清潔感がなければ借り手が見つかりません。
空き家の状態で放置していると、老朽化は進行していくので、安全性が低く危険な状態の家として特定空家に認定されてしまいます。
そうなると、固定資産税の優遇措置が適用されなくなるなど、デメリットが発生しますので早めの処分をおすすめします。
空き家は劣化しやすい!空き家管理の重要性
特定空き家に指定されないためには、定期的な空気の入れ替えや、害虫の駆除をして清潔感のある状態で管理しなければなりません。
また、給排水管は使用していないとゴミや汚れが詰まってダメージを受けてしまうので、定期的に水道を使うなどのメンテナンスが必要です。
遠方でメンテナンスが難しいようであれば、不動産会社などの空き家管理サービスの活用もおすすめです。
また、空き家を売却してしまうことも1つの手段です。
まとめ
空き家の管理がしっかりしていれば、人が住んでいなくても劣化することなく長持ちさせることができます。
定期的に空気を入れ替えるだけでもかなり違いますが、管理が難しく、メンテナンスができないようであれば、早期売却を検討してみてください。
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