自宅を売却する方法には、新居に引っ越してから無人の状態で売却する方法と、住んだまま売却する方法の2種類が存在します。
居住中の家を売却する際は生活感が出てしまうため、とくに内覧時には注意が必要です。
今回は、居住中の家を高く売るために役立つ3つのコツを解説します。
住みながらの売却を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
居住中の家を高く売るコツ①片付けが重要
人が住んでいる家には、生活に必要なさまざまなものが残っています。
それらは生活の具体的なイメージを購入希望者に伝えられる一方で、雑然とした汚い印象を与えてしまうケースも少なくありません。
内覧で見られる部分はしっかりと片付けをおこない、収納家具などを有効に使ってすっきりした室内の状態を保っておきましょう。
荷物が多く片付けに苦労する場合は、トランクルームに預ける、引っ越しに備えて不用品を先に処分するなどの対策も重要です。
また、キッチンやトイレ、お風呂などの水場の清掃状況も、購買意欲に大きく影響します。
必要であれば庭の手入れもおこない、少しでも新しくきれいな印象を与えられる状態で購入希望者を迎えましょう。
居住中の家を高く売るコツ②換気も忘れずに！
購入希望者が内覧時に気になりやすいポイントのひとつとして、においの問題が挙げられます。
においは一度付くと落ちにくく、生活していて気付きにくいため、家を高く売りたい場合は入念な対策が必要です。
内覧の前にはすべての窓を開けてしっかりと換気をおこない、室内の空気を入れ替えましょう。
ただし、タバコやペットのにおいは、換気だけでは十分に消臭できないケースも少なくありません。
必要に応じて消臭剤や芳香剤を利用し、消臭クリーニングの利用も検討するのがおすすめです。
居住中の家を高く売るために押さえておきたい照明のコツ
照明の種類や室内の明るさは、内覧時の印象に大きく影響するポイントです。
基本的に室内は明るいほど良い印象を与えるため、そのことを念頭に置いて照明や採光を工夫してみましょう。
内覧時にはすべての部屋の照明をつけ、電球の明るさも一段階明るいものにしておくと印象が良くなります。
電球切れがあると印象が悪くなるので、事前に照明がちゃんとつくかどうか確認しておくことも大切です。
生活空間だけでなく浴室やトイレなどの照明もチェックし、必要であれば追加の照明を設置するなど工夫すると良いでしょう。
昼に内覧を実施する場合は、カーテンを大きく開け窓付近に光を遮るものを置かないように注意するだけでも、印象が変わってきます。
まとめ
居住中の家を売却する場合は、良くも悪くも生活感がダイレクトに伝わってしまいます。
なるべく高く売るためには、購入希望者の視点に立ってどんな家なら購入したいと思うかを考えながら、掃除や照明選びをするのがコツです。
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