避暑地や自然豊かな郊外に所有している別荘を使わなくなり売却を検討しているものの、売りにくいと聞くと心配になるものです。
できるだけ時間をかけずに売りたいと思ったら、売りにくい理由や近年の流行などを把握しておくことも大切です。
今回は別荘を売りたいと思っている方に向けて、知っておくと役に立つ要点を解説します。
別荘の売却前に理解しておきたい居住用住宅との違い
居住用住宅の売却には税金の特別控除を適用できますが、別荘の売却のケースでは適用できないのが大きな違いです。
居住用住宅を売って利益が発生した場合、利益が3,000万円以下なら3,000万円控除によって税は課されません。
一方、別荘は住む家と見なされないため、利益の額にかかわらず譲渡所得税が発生します。
その際に課される所得税率は建物を所有していた期間によって異なり、所有期間が5年未満の場合は39%、所有期間が5年以上の場合は20%です。
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別荘の売却が難しいと言われている理由
通常の住宅と比べて別荘は売却が難しいと言われており、その理由のひとつに築年数からの老朽化が挙げられます。
古くなった建物は修繕や設備の交換が必要で手間や費用がかかるため、購入希望者は多くありません。
また、自然の中で過ごすのを目的として建てられたため、交通アクセスが悪い、近隣に商業施設が少ないなど、立地が悪い点も売りにくい理由です。
もうひとつの理由として挙げられるのが、維持するための費用がかかる点です。
建物や設備を維持するための管理費にくわえて、リゾート地であっても決して安くはない固定資産税や住民税も払わなければなりません。
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別荘の売却に一筋の光!近年需要が高まっている
近年、さまざまなテレビ番組で田舎暮らしやキャンプを楽しむ風景が放送されていることもあり、田舎暮らしに憧れる方が増えています。
さらに、平日は仕事のために都心で暮らし、休日は郊外でのんびり暮らす二拠点生活もブームになりつつあります。
くわえてコロナ禍をきっかけにリモートワークが浸透し、自然の中で仕事をするワーケーションも新しい暮らし方のひとつです。
このような社会現象が別荘の需要を高める一因ともなっており、今後ますます購入希望者が増えるかもしれません。
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まとめ
別荘は修繕や設備交換、維持管理のための費用がかかる点、立地条件が悪い点などが理由で購入希望者が少なく、売却が難しいとされています。
ただし、田舎暮らしや二拠点生活が注目されており、少しずつ需要が高まっているので、今後は期待が持てるかもしれません。
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