空き家を所有しているが、使用しないため、そのままにしている方もいるのではないでしょうか?
とはいえ、空き家は管理しなければ倒壊の恐れもあるため、所有し続けていると手間もかかってしまいます。
そこで本記事では、空き家の処分方法の一つである、買取のメリット・デメリットと流れをご紹介します。
空き家を買取するメリットとは?
1つ目は、早く売却しやすいことです。
専門の業者が直接購入するため、ほとんどの場合、どんなに古くてぼろぼろな物件でも依頼から長くても1か月で決済まで至ります。
2つ目は、取り壊しをしなくても売れる可能性があることです。
売却後に業者が自ら取り壊して転売するため、売主がお金をかけて取り壊す必要がありません。
3つ目は、家具を残したままでも売れる可能性があることです。
家具を残したままでも、売却後に業者が処分してくれることがあります。
ただし、すべての業者が家具を引き取ってくれるわけではないので、自分で処分する手間を省きたければ引き取りサービスをおこなっている業者を探す必要があります。
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空き家を買取するデメリットとは?
1つ目は、売却価格が相場よりも安いことです。
一般的に買い取ってからも取り壊さない場合、相場は市場価格の5〜8割程度と仲介よりも5〜2割ほど安くなります。
一方で買い取ってから取り壊す場合、売却額は更地価格の8〜9割から取り壊し費用を引いた額となります。
2つ目は、物件によっては買い取ってもらえないケースがあることです。
解体が必要な古い家で土地の価格が安い物件に関しては、取り壊し費用より更地にした価格が高い場合に買取が可能です。
しかしこの額が取り壊し費用以下である場合、買い取ってもらえません。
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空き家買取の流れをご紹介
空き家買取の流れは、次のとおりです。
はじめに、買取の査定依頼をして査定をおこないます。
査定は、近隣の相場から算出する「机上査定」と、現地に直接出向いて状態を確認する「現地査定」の2種類です。
現地査定には30分~1時間ほど、査定後の調査日数は3~7日ほどかかります。
次に査定額が出たら、いくらで買い取ってもらえるかを業者と打合せします。
このとき、売買スケジュールや必要書類の説明もされるので、打ち合わせが終わったら契約までに書類を準備しましょう。
金額に合意を得たら、売買契約を結びます。
最後に引渡し、決済をおこなえば完了です。
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まとめ
空き家を買取によって売却すると、状態が悪くても短期間で手放せます。
さらに、家具を撤去したり建物を解体したりする必要もないため、手間が省けるのです。
売却額が相場以下であることなどのデメリットもあるため、メリットと比較して検討するようにしましょう。
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