所有しているマンションを手放そうとお考えではありませんか?
いざ売り出しても買い手がつかないのでは、また希望の価格で買取ってもらえないのではと不安があると思います。
本記事では中古マンションを売却する際の値下げについて、金額の目安やタイミング、値下げしないで売るコツを解説します。
中古マンションの売却での値下げの金額の目安
中古マンションの値下げは、一度につき5〜10%が相場です。
たとえば5000万円で売り出した場合、一度に250〜500万円下げて4500〜4750万円に設定します。
この際、買主の心理を利用して端数設定を工夫すると効果的です。
また、値下げ後の価格が4000万円であれば、3990万円までに下げます。
このように価格を下げることで、4000万円台から3000万円台に下がるので、買い手はよりお得に感じます。
また値下げは、小さい金額をくり返すのではなく一度にまとまった金額のほうが、多くの方に気づいてもらえるため効果的です。
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中古マンションの売却が成功しやすい値下げのタイミング
中古マンションには、売却が成功しやすい値下げのタイミングがあります。
1つ目は、値引き交渉をされたときです。
購入希望者からの値引き交渉に応じることで、スムーズに売却できることがあります。
2つ目は、売却期限から逆算することです。
たとえば、転勤のために3月までに売り切らなければならない場合、一般的なタイミングである3か月よりも早く値引きします。
3つ目は、不動産の需要が上がる時期です。
不動産の需要は、新生活が始まる前の1月から3月と、異動の多い9月に高まります。
この時期に売り出される不動産が増加して競合も増えるため、価格を下げると買い手に好印象を与えられて売却しやすくなります。
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中古マンションを値下げしないで売却するコツ
実は、中古マンションを値下げしないで売却するコツもあります。
1つ目は、需要の高まる時期に売り出すことです。
需要が高まる1〜3月や9月は、買主が競合しやすいので価格交渉が発生しにくくなります。
2つ目は、築年数が25年以内に売ることです。
中古マンションは築25年以内の物件に人気が集中するため、品薄状態であることが多いです。
そのため交渉を受けて断ったとしても、次の購入希望者が早めに現れます。
3つ目は、広告を見直すことです。
複数の角度から撮った室内の写真や、物件周辺にある施設の写真を掲載することで、広告の魅力が上がります。
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まとめ
中古マンションの値引きは、引っ越しシーズンなどの需要が高まる時期におこなうと売れやすくなります。
このとき、一度にまとまった額を下げるのがコツです。
しかし値引きしなくても売却できるケースもあるので、価格を下げる前に一度立ち止まって検討しても良いでしょう。
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