不動産の売り方はいくつかの方法があり、即時買取もそのひとつです。
人によっては買主を個別に探すよりも便利な方法となるため、売り方のひとつとして詳細をチェックしておくと良いでしょう。
今回は、即時買取の概要やメリット・デメリットにくわえ、向いている方の条件もご紹介します。
不動産の売却前に確認！即時買取とは？
即時買取とは、買取をすぐに依頼し、手持ちの物件をただちに引き取ってもらう方法です。
買取には買取保証と呼ばれる種類もあり、こちらではまず仲介で一度買主を募集してみて、購入希望者が現れなかったときに買取へ移行します。
即時買取では仲介による買主の募集を試さないため、売却にかかる期間が短縮される点が特徴です。
ただし、買取は売却価格が基本的に相場よりも低くなるため、即時買取を選ぶと高値での売却はあまり期待できなくなります。
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即時買取で不動産を売却するメリット・デメリットとは？
即時買取のメリットは、手持ちの建物や土地をスピーディに手放せることです。
仲介で買主を探すと最低でも3か月～半年はかかるところ、即時買取なら3日～1週間で物件を手放せます。
それだけ早く現金が手に入るので、家計や資金繰りが楽になります。
また、不動産の売却に付き物である仲介手数料は、売買の仲介を受けたときに発生するもののため、不動産会社と直接売買する買取では不要です。
デメリットは売値の低さにあり、市場価格の50～80％となるのが一般的です。
仲介で買主を探せば1,000万円で売れる物件も、買取では500万円～800万円となってしまうでしょう。
また、土地が狭い、立地が悪いなどの不利な条件があると、売値がさらに下がるおそれもあります。
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即時買取での不動産売却が向いている方とは？
即時買取が向いているのは、まず売却条件よりも手続きのスピードのほうを重視する方です。
とにかく早く手放せれば良い方にとって、売値の低さはあまり気にならず、それよりも3日～1週間で売買が終わる点のほうに魅力を感じられるでしょう。
また、転職や離婚などで自宅の処分や現金化を急いでいる方にも、即時買取がおすすめです。
自宅を素早く処分できれば身軽に動けるうえ、まとまった現金もすぐ手に入って新生活へとスムーズに移行できます。
仲介や買取保証で自宅の処分に時間がかかってしまうと、新生活にも響きやすいのでご注意ください。
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まとめ
即時買取とは、買取保証と違ってすぐに買取を依頼する方法です。
不動産をスピーディに手放せるなどのメリットがありますが、売値が市場価格の50～80％となってしまうなどのデメリットもあります。
売却条件よりも手続きの早さを重視するときなどに、即時買取を検討されると良いでしょう。
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