一口に不動産の売却といっても、売却方法には複数あり、どの方法を選べば良いのかわからない方は多いでしょう。
売却にあたって何を優先するかにより、適切な売却方法は異なります。
今回は不動産売却方法のひとつ「不動産買取」に焦点を当て、向いているのはどのような方なのかについて解説します。
また、不動産買取を利用する際の注意点についてもご紹介するので、ぜひ参考になさってください。
不動産買取とは?
不動産を売却する場合、不動産会社の仲介によって買主を見つけて売却するのが一般的です。
しかし、この仲介による売却のほかに、直接不動産会社が買主になる方法があります。
それが不動産買取であり、買取の種類は「即時買取」と「買取保証」の2種類です。
即時買取は、価格の決定後すぐに不動産会社が買い取る方法で、売却がスピーディにおこなえます。
もうひとつの買取保証は、一定期間不動産会社が仲介をして売却活動をおこない、期間内で買主が見つからない場合はあらかじめ決めた価格で不動産会社が買い取る方法です。
買取保証は仲介の期間内に買主が見つかれば相場での売却ができ、売れなければ買取という、仲介と買取の良いとこ取りの売却方法だといえるでしょう。
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不動産買取はどのような方が向いている?
不動産会社は買い取った物件にリフォームやリノベーションをおこなってから売却するため、買取の場合、仲介による売却よりも価格が安くなりがちです。
しかし、買主を見つける必要がないので、転勤や離婚などの事情があり、すぐにでも売却したいという方に向いています。
また、築年数が経っている古い家を売却したい方にも買取は向いているといえます。
古い家の売却ではリフォームやリノベーションをしないと売れにくいことがありますが、買取を利用すればそのまま売却できるので、余計な費用がかかりません。
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不動産買取を利用する際の注意点
不動産買取では売却価格が安くなってしまうので、少しでも高く売りたいと考えている場合は注意が必要です。
買取価格は市場相場の2〜4割程度安くなるケースが多くなっています。
また、立地や築年数など条件によっては買取できない場合があるため、心配な場合は一度不動産会社に相談することをおすすめします。
不動産買取は住宅ローンの残債があると利用できないので、まずはローンの残債がないか確認しましょう。
買取を利用するには住宅ローンを完済し、抵当権を抹消する必要があります。
ただし、残債が少なく、売却することでローンの一括返済が可能な場合は買取の利用が可能です。
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まとめ
不動産買取は、市場価格よりも安くなってしまうというデメリットはありますが、すぐにでも売却したい方にとってはメリットのある売却方法です。
不動産売却にあたり、売却までの時間を優先するのか売却価格を優先するのか、ご自身の希望を明確にしたうえで利用しましょう。
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