空き家は所有するだけで費用がかかるため、今後の対策に頭を悩ませている方は多いのではないでしょうか。
観光客などを対象に民泊として活用する方法が注目されていますが、法的な規制や手順が分からずためらう方もいるでしょう。
この記事では民泊とはなにか、空き家を民泊にするメリット・デメリットとその手順について解説します。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
大分市の売買・投資物件一覧へ進む
空き家の活用法!民泊とは
民泊とは、一戸建てやマンション・アパートなどの自宅や投資用の物件を、宿泊施設として貸し出すサービスです。
主な利用者は外国人観光客ですが、農業体験などで利用する日本人も増えています。
海外では普及しているエリアが多く、なじみのないサービスではありません。
日本を訪れる外国人観光客は増加傾向にあり、宿泊施設の供給が不足しているために需要が増えています。
運営の種類は自宅の一部を宿泊施設として提供する家主居住型と、提供する物件に誰も住んでいない家主不在型の2種類です。
家主不在型では、国土交通省に登録された住宅宿泊管理業者への業務委託が義務付けられています。
▼この記事も読まれています
空き家をレンタルスペースとして活用する方法や注意点を解説!
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
大分市の売買・投資物件一覧へ進む
空き家を民泊にするメリット・デメリット
空き家を所有しているだけでは維持費がかかるばかりですが、民泊にすれば宿泊料として収入を得られます。
空き家を改修して活用できるので物件の購入費用がかかりません。
賃貸物件とするより、リフォーム代を抑えられるケースが多く、初期投資費用を必要最低限にできる点はメリットです。
ただし、入居者が決まれば継続的に家賃収入の得られる賃貸物件と異なり、収入が安定しない点はデメリットといえます。
住宅宿泊業法では、稼働できる年間宿泊日数の上限が180日と定められています。
1年のうち半分に満たない日数しか活用できません。
民泊として活用できない期間は、週単位で貸す賃貸物件やイベントスペースといった活用法を検討する必要があるでしょう。
▼この記事も読まれています
空き家所有者なら知っておくべき増えている火災に備える対策と原因
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
大分市の売買・投資物件一覧へ進む
空き家を民泊にする手順
手順の始めとして、住宅宿泊事業法によるもの・旅館業法によるもの・特区民泊の3つの中から形態を選ぶ必要があります。
形態によって稼働日数や滞在日数に制限があったり、設備の規制が厳しかったりするため、それぞれの条件を把握したうえで検討しましょう。
形態を決めたら窓口に申請をおこないますが、形態によって申請先や必要書類が異なります。
自治体への事前確認をする必要があるでしょう。
手続きが終われば、実際に運営する準備をおこないます。
冷蔵庫や電子レンジなどの家電、家具や寝具、アメニティなどの備品を用意し、最後に民泊仲介サイトに登録しましょう。
多言語に対応したマニュアルや、Wi-Fi環境なども整えておけば、運営や需要の拡大に役立ちます。
▼この記事も読まれています
空き家は劣化しやすい!劣化の原因と空き家管理の重要性を解説
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
大分市の売買・投資物件一覧へ進む
まとめ
民泊とは、住居を宿泊施設として提供するサービスとして注目されている空き家の活用法です。
物件の購入費用をかけずに始められますが、形態によって稼働日数に上限があるなどの制限があります。
手順としては条件によって申請方法が異なるので、事前に自治体に確認しましょう。
大分市で不動産売却は株式会社BEAR.FRUITにお任せください。
お客様のご要望に真摯に対応いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
大分市の売買・投資物件一覧へ進む