日本の住宅に関する問題でしばしば指摘されているのが空き家問題です。
少子高齢化が進み、人口が減少傾向に入っているのでこの問題はますます深刻化する恐れが出てきています。
そこで、空家をどうにかして活用できないかと、いろいろな試みが日本各地でおこなわれています。
この記事では、国内を含め海外でどのような空き家をアートとして活用する試みがおこなわれているかについてご紹介します。
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空き家をアートで活用する試みとは?
この試みとは空き家をアートの表現方法で活用する方法を指します。
そのアプローチはいろいろとあるでしょう。
住宅のスペースを利用して自分の芸術作品を展示するのも一つの方法です。
また、住宅そのものを装飾などして、一つの芸術作品として表現するアプローチも考えられます。
地方では空家問題は深刻です。
そこで地域挙げてのイベントを開催する試みも実施しています。
空家物件が地域内にいくつかあれば、そこを一つの会場としていろいろな芸術作品をディスプレイするなども可能です。
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実際におこなわれた事例をご紹介
空き家をアートとして活用する試みは日本国内でもすでにいくつか事例があります。
たとえば瀬戸内国際芸術祭が挙げられます。
瀬戸内海の島々を舞台にしたイベントで、開催期間中実に100万人が来場したといわれているほど盛況でした。
その他には越後妻有アートトリエンナーレも空家や廃校を利用したプロジェクトとして話題になりました。
実に200程度の芸術作品が展示されていて、空家や廃校を芸術作品として再生しようとしています。
このように地域挙げてのイベントを開催することは、地域活性化につながっていくのでその地域に社会貢献もできます。
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海外での活用事例もご紹介
空き家を芸術方面で活用するイベントは何も国内に限った話ではありません。
海外でもこの手のイベントはしばしば開催されています。
たとえばドイツのライプツィヒでは、市民団体がセルフィリノベーションを条件として安価で物件を提供する試みを実施しました。
部屋の中の空間を自由に自分流にアレンジできるということで、多くのアーティストが集まってきて芸術的なイノベーションを生み出しました。
1930年代には人口70万人まで達し産業都市として栄えていたのですが、その後産業が衰退していきました。
一方で築100年以上の物件が多く、歴史的な価値が高い建物が数多くあります。
この建物を活用するためにこのような試みがおこなわれ、地域が息を吹き返したといった事例もあるわけです。
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まとめ
空家問題はすでに日本でも深刻化していて、今後さらに事態は進むと見られています。
そこで今回ご紹介したように、芸術とコラボすることで有効活用するのも一つの方法です。
SNSなどで情報発信していけば、より多くの人々に知られることになり、地域の活性化も図れるでしょう。
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