先祖代々の土地は、心理的に手放すのをためらう方が多いですが、所有し続けても負担になる可能性があります。
これまでずっと受け継がれてきた先祖代々の土地を手放すには、どのような方法をとると良いのでしょうか。
今回は、先祖代々の土地を手放したい理由や手放す方法、手放す際の注意点についてご紹介します。
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先祖代々の土地を手放す理由
何世代にもわたって受け継がれてきた土地を手放そうと考える理由として、よく挙げられるのは維持管理の負担です。
土地を所有して維持していくにあたり、大きな負担となるのが固定資産税と管理にかかる費用になります。
これらの費用は土地を所有している限り毎年、または定期的に払わなければなりません。
何らかの活用方法があり、収入につなげられる土地でない限りは、土地に費やすお金が年々増えていき、逆に資産そのものが減ってしまうのです。
使わずに放置している土地は、不法投棄や犯罪への転用などのリスクを抱えているため、早めに手放すのが望ましいでしょう。
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先祖代々の土地を手放す方法
土地を手放すオーソドックスな方法は、不動産会社をとおしての売却です。
不動産会社に土地の査定を依頼し、媒介契約を結んで個人の買主などに売却します。
とくに相続の後は、税制の優遇措置などから見ても、売却のチャンスです。
相続税を納税するために不動産を売却する場合、相続税の申告期限から3年以内の売却であれば、譲渡所得税を軽減できます。
売却のために時間をかけて手続きをしたくない、土地が売れるか分からないなどの場合は、相続土地国庫帰属制度の活用も可能です。
境界線が明確で建物がなく、抵当権の対象となっていない土地の場合、10年分の管理費用を負担金として納めれば、国に引き取ってもらえます。
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先祖代々の土地を手放す際の注意点
土地を手放す際の注意点として、反対する親戚の方がいる可能性があります。
そのような場合は強引に手続きを進めるのではなく、まず話し合いによって手放す必要性を理解してもらえるようにしないと、トラブルになる可能性が高いです。
反対している方自身に、土地を引き取ってもらえないか打診してみるのもおすすめです。
また、土地を手放す際は登記上の所有者を確認し、相続登記などを済ませる必要があります。
自分以外にも所有者がいる場合は、全員分の同意を集めなければなりません。
なお、ほとんど価値がなく使い道のない土地に加え、遺産として多額のローンが残されている場合は、相続放棄も視野に入れるようにしましょう。
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まとめ
先祖代々の土地は手放すのに抵抗があるものの、所有し続けると固定資産税や管理費用で出費がかさみます。
土地を手放す場合は、売却や相続土地国庫帰属制度の活用、または相続放棄などの手段が有効です。
反対する親戚の方がいる場合や相続人、土地の所有者が自分以外にもいる場合は、親戚間でよく話し合う必要があります。
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