築30年を超える家は売却できないのではないかとお悩みではありませんか。
築30年以上の家をできる限り早く売却したいなら、適切な販売戦略を講じることが大切です。
そこで今回は、築30年の家の価値や築30年を超えていても売却しやすい家の条件、築30年の家を売却する方法について解説します。
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築30年の家の価値はどのくらい？
一般的に、築30年を超える家の資産価値はほぼゼロになるといわれています。
税法上の耐用年数が木造の家で22年、鉄骨造の家で27～34年と定められているためです。
したがって、築30年の家を売却する場合はほぼ土地のみの価格となる点に注意しましょう。
また売却を検討している家が現行の耐震基準を満たしていないケースでも、建物の資産価値はほぼないと見なされることがほとんどです。
一方で、土地の境界が不明瞭なときには隣人トラブルの原因となりかねないので、売りに出しても買主を見つけるのは困難です。
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築30年でも売却しやすい家の条件
築30年を超えていても、早期売却できる家も存在します。
たとえば一戸建ての場合は、駅から近いなど立地条件が良い、土地が整形地などの条件を満たしていれば早期売却も不可能ではありません。
マンションでも大規模修繕の直後だったり、都市部の人気のあるエリアに位置していたりするケースでは比較的早く買主が見つかる傾向にあります。
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築30年の家を売却する方法
築30年の家にはほぼ資産価値がないので、古家付き土地として売り出すのは選択肢のひとつです。
古家付き土地はあくまでも「土地」として売り出す方法なので、売主が解体費用を負担しなくても済むメリットがあります。
また売却前にホームインスペクションを受け、物件内に潜んでいる不具合を洗い出すのもひとつの方法です。
どのような欠陥があるのかを事前に買主側に伝えると、より安心して購入に踏み切れるようになります。
建物の状態があまりにも古い場合には売却前にリフォームを施す方法も有効です。
ただしリフォームをしたからといって売却できるとは限らないため、リフォーム範囲はトイレや洗面所など水回りに限定することをおすすめします。
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まとめ
築30年を超えている家は法定耐用年数を過ぎているため、ほぼ土地のみの価格で取引されるケースが一般的です。
ただし、築30年を超えていても立地条件や土地の形状が良いなどの場合には早期売却できることもあります。
築30年を超える家を早く売却したいなら、古家付き土地として売り出したり、事前にホームインスペクションを受けたりする方法を検討しましょう。
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