家の外壁や基礎にひび割れがあると、売り出しても買い手が見つかるのか心配になる方は多くいます。
基礎や外壁にひびが入ってしまうと問題があるかどうか、そもそも売り出して良いのかどうかを判断するには、知識を持たなくてはいけません。
この記事では家にひび割れがあったときの売却価格への影響や売りやすくするコツ、ひび割れを放置するリスクを解説していきます。
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家のひび割れによる売却価格への影響
住宅の基礎部分がひび割れている場合、幅が0.5mm以上なら売却価格に影響があるといわれています。
さらにひびが大きくなり、錆などもついているなら瑕疵と判断され、告知義務が発生する点も注意しておきましょう。
外壁にひびが入っているケースでは、下地材にまで達しているかどうかで判断し、達しているなら雨漏りなどの問題があり売却する金額を下げないと売れにくいです。
物件の内壁に発生したひびに関しては、基本的には問題がないと判断され、金額を下げる必要もありません。
ただ、不同沈下によって内壁にひびが入ってしまった場合は、家全体に問題が起きている可能性が高く価格にも大きな影響があります。
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ひび割れのある家を売るコツ
基礎や外壁にひびが入ってしまっている家を売るなら、ホームインスペクションを受けて、物件の情報を正しく伝えられるようにしましょう。
物件の状態を把握できれば買い手も安心でき、告知義務があるかどうかの判断も可能になります。
もし修繕できるぐらいのひびなら、補修しておけば買い手は見つかりやすく、修繕履歴を残しておくとより安心です。
また、既存住宅瑕疵保険に加入しておくのも、売却しやすくするコツです。
検査事業者が物件を検査して問題がなかった際に加入できる保険で、売ってから瑕疵が発見された際のトラブルにも備えられます。
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家のひび割れを放置するリスク
自宅の基礎や外壁にひびが入ったまま放置していると、構造材の劣化などさまざまな問題が起きるリスクがあります。
基礎にひびが入ってしまっている原因が施工不良なら、家屋が倒壊してしまうリスクもあり、補強工事が必要です。
また基礎部分にひびが入ってしまう原因には、土地の一部の地盤が弱く住宅が沈んでしまうケースもあります。
地盤の強度が一定ではないと、地盤が弱い部分が沈んでいき、家が傾いてしまうリスクが発生する可能性もあります。
そして外壁にひびが入っていると、すぐに問題はなくても放置しているせいで、柱が腐食したり断熱効果が低くなったりする問題が発生する点にも注意が必要です。
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まとめ
家の基礎や外壁にひび割れがあると、売却価格を相場より下げないと売れにくくなるかもしれません。
ひびが入った状態の住宅を売りやすくするには、ホームインスペクションを受ける、既存住宅瑕疵保険に加入するなどのコツがあります。
たとえ小さなひびでも、放置すれば構造の劣化、家屋の傾きや倒壊、といったリスクがあります。
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